愛媛県/松山市の空手道場|一般・女子・壮年・こどもカラテ教室/護身術・武器術 見学/体験可 ★━━・‥…

2020 昇段レポート 石田治広 初段位/森松道場

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 この度は、昇段審査の機会を与えて下さいました高見総師、高見最高範士に心より感謝申し上げます。
 空手を始めて早13年近くの歳月が経ちました。
 私が空手を始めたのは、以前勤めていた会社が平松師範の経営する鍼灸院と近く、たまたまチラシを見て鍼灸院の患者として平松師範、廣子師範と出会ったのが始まりでした。何年かは患者として通っていたところ、平松師範から「空手やってみない?」と声を掛けられました。
 当時は社会人バレーボールをやっていましたが、30歳を前に「バレーは引退して何か新しい事やろうか?」と思っていた時でした。私は中学、高校、社会人とバレーボールを続けていて体力的には自信があり、妻も「やってみたら」と後押ししてくれたので、当時の極真会館森松道場に入門しました。
 真新しい道着に袖を通し、いざ稽古を始めると知らない言葉や動きが飛び交い真似をするのがやっとでした。空手の事をほとんど知らなかったので、帯が一つでも上がればいいかなと思う程度でした。
 それでも平松師範、廣子師範、森松道場の先輩方は粘り強く丁寧に指導して下さり感謝しています。
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 初めての昇級審査の時、どうしようかと迷っていたら、師範から「とにかく気合と押忍の返事をしっかりするように」と言われ、ヘタクソでもいいから声をしっかり出そうと意識して審査を受けたのを思い出しました。
 私は不器用で、なかなか思うように出来ず戸惑いや苛立ちもある中、時間はかかりましたがコツコツ続けてきて良かったと思っています。
 また、私は仕事が交替勤務だった為、稽古には月に2~3回、時には行けない月もありました。それでも、森松道場のみんなが楽しそうに空手をしている姿を見たり、出来なかった事が出来るようになると嬉しくなり、頑張って次の審査を受けてみようかと思うようになりました。稽古を続けていれば少しずつでも上達していけるだろうと思えるようになっていました。
 その頃には、世の中には強い人がいっぱい居ると思うようになり、身が引き締まる思いでした。
 そうして、私が緑帯の時、極真会館から高見空手に変わりました。
 始めた当初は私が緑帯なんて想像できませんでした。ただ、その頃、病気で入院し、手術をした事で「ここまで頑張ってきたからもういいかな」と思っていました。でも、平松師範から「もう少しやけん頑張ってみいや」と言われ、ここまで続ける事が出来ました。
 いよいよ昇段審査をめざして稽古を始めましたが、課題の型をなかなか覚える事が出来ず「もう受けるの辞めようか?」と思った時もありました。それでも、型の稽古の時、今日はここまで覚えようと区切って何度も何度も何度も廣子師範と稽古しました。おかげで上手ではありませんがなんとか覚える事が出来ました。廣子師範、本当に有難うございました。
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 昇段審査当日は基本、移動、型と満足のいく内容ではありませんでした。後で動画を見ると腰が高い、引き手が甘い、力強さがないなどと反省ばかりでした。この反省点を今後の稽古に活かしていきたいと考えています。
 これからも、基本を大切にし、自分自身の心と体に向き合いながら空手道を通じ人間力を高めていきたいと考えています。
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 最後になりましたが、森松道場の皆様には感謝の気持ちしかありません。
 この度、同じ森松道場の大内さんと一緒に昇段審査を受審出来てとても心強かったです。
 不器用な私に根気よく指導して下さった平松師範、廣子師範、本馬師範代、久枝師範代、長野指導員、森松道場の皆様本当にありがとうございました。押忍。
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2019 昇段レポート 毛利憲幸 弐段位/鬼北道場

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 この度は、二段昇段審査の機会を与えていただき誠にありがとうございました。高見総師、高見最高範士に深く感謝申し上げます。
 昇段を受けようと思ったのは、自分の子供達がきっかけでした。長男は空手を初めて五年、次男は二年たちます。はじめは礼儀作法や運動のために入門させました。積極的に毎日練習をこなしていった結果、少しずつ大会でも勝てるようになっていきました。そして大きな大会にも目を向けていくようになりました。しかし、その中で私が子供たちに教えてあげることに少し限界をかんじるようになってきました。
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 そんな時に、岡本先生にそろそろ二段の審査受けてみないかと声をかけていただきました。自分の空手を見直し、レベルをあげるいい機会だと思い挑戦させていただくことにしました。
 まずは審査の内容に沿っての練習からはじめました。基本稽古、移動稽古、今更聞きにくい基本から先生方に指導していただきました。そして、苦手で今まで嫌煙がちだった型も大極の型から見なおしていきました。連続で組手に耐える筋力トレーニング、ロードワーク、仕事などでできない日以外は毎日行いました。
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 特に変わったことはしていませんが、基本をつきつめ、そしてそれを反復練習。そして先生方に指導していただき、また練習。初段になるときに一通り見直して練習してきたつもりでしたが、いざ二段目指して見直していくと、自分に足りないものがたくさん見えてきました。形はこれでいいのか、体重移動は、力の入れるタイミングは。一年間この練習を続けました。
 十一月三日、自分の空手の成果を審査していただきました。まだ納得のいかないところは多々ありましたが、全力で審査にのぞみました。その結果、二段への昇段を許していただくことになりました。
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 私は、この二段の証書と帯には、これからもっと精進して高見空手の二段に恥じないよう頑張りなさいという思いが込められていると思い、受け取らさせていただきました。
 私にとってこの帯は誇りです。子供達にも胸を張って教えることができると思います。いつまで子供達と空手をできるかわかりませんが、目標を持って進み続ける彼らをを全力でサポートし、そして自分も前に進み続けたいと思います。
 最後になりましたが、この昇段審査のために御指導していただいた岡本先生、石河先生、先輩方、そして練習に付き合ってくれた道場生の皆さん、家族のみんなに感謝の気持ちを伝えたいです。
 まだまだ空手の道は長いと思いますが、強さとは何かを追求して、高見空手、家族、そして自分のために精進していきたいと思います。
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2019 昇段レポート 藤田誠一 四段位/本部道場

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 早いもので、素晴らしい師匠と空手の仲間に出会って二十四年が経ちました。お陰様でその間、心身共に健康で充実した日々をすごさせて貰っております。
 平成最後という記念すべき時期にこの度、昇段受審の機会を与えて頂きました事を誠にありがたく存じます。
 思い起こせば三年半前の事でした。空手人生最後の挑戦だと思い、参段の受審をさせて頂きました。
 幸い認可を頂きまして、決意をした事があります。それは、高齢である自分を自覚しての事。「身体を衰えさせず、八十歳まで稽古を続ける」と言う事でした。
 その自分との誓いは、自分なりに守り続けて来たと思います。
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 そんな中、高見最高範士より思いも寄らない四段受審のお話をいただきました。余りにも突然の事で返す言葉も得られず、ただ「前向きに考えてみます。」とだけお応え致しました。
 一人になって考えてみたものの、やはり不安ばかりが浮かびます。「参段の時でさえ大変だったのに、四段に相当する動きが出来るだろうか?」「審査当日の重圧や緊張を乗り越えられるだろうか」そんな事を考えていると、熟睡できず朝を迎えた日もありました。その頃の稽古はと言うと、四段受審の事がいつも頭から離れず却って、以前より動きが鈍く感じられたり、年齢のためか疲れが取れ難いような日もあり、だんだん焦りを感じるようになりました。
 これではと気持ちを入れ替え「高見最高範士にご指導頂いた今までの復習!」として正しい動きを心掛けて審査に備えました。
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 審査当日、体調はあまり良くない状態でしたが、高齢を感じさせない気迫と動きを心掛けたつもりでしたのに、いざ始まってみると今までに感じた事のないプレッシャー、重圧感で思うような動きが出来ませんでした。特に三戦の形の際、自分が何をやっているのかも、一瞬わからないくらいに頭が真っ白になりました。五十四歩の形の頃にやっと平常心を取り戻し本来の動きが出来たと思いました。改めて空手の難しさや奥深さを知りました。
 この度の反省と共に、経験を稽古にも指導にも活かして行きたいと思います。
 高見成昭総師、高見最高範士には二十数年間もの長い間、根気よく熱心に御指導して頂きました。お陰様で高齢乍らも此処まで達し得る事ができました。心より有り難く感謝申し上げます。
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 後になってしまいましたが、審査を完遂できました事、また『四段位』を認可して頂きました事、誠にありがとうございました。勿体なく存じます。
 そして各道場の師範、先輩の皆さんには、日頃より励ましの言葉を掛けて下さり、当日も大変お世話になりました。お陰で審査を無事に終える事が出来ました。
 それから、共に審査に挑戦した久枝師範代(森松)、畠山師範代(宇和島)、熊田師範代(本部・市坪)、竹本指導員(住吉)の皆さんもお疲れ様でした。皆さんの若い力を借りて完遂する事が出来ました。ありがとうございました。
 最後になりましたが、最高範士はじめ本部道場の皆さん、色々とありがとうございました。これからも基本を大切に「継続は力なり」を胸に皆さんと共に精進して参りたい思います。今後共、御指導を頂きます様お願い申し上げます。押忍
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2019 昇段レポート 熊田琢磨 参段位/本部・市坪道場

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 この度は昇段審査及び本部師範代認定審査、化粧帯(支部認定資格・国際指導員)審査の受審の機会を戴き誠にありがとうございました。
 2017年に千葉先輩(松山市市坪道場)、石河先輩(鬼北・野村)が化粧帯審査を受審され、「来年は熊田先生ですね。」と最高範士にお声を掛けて戴きました。
 遅れること一年、公私共に多忙ではあったものの充実した一年間で審査を迎えることができました。審査前に「化粧帯允許には誰が見ても納得の審査結果が必要」と最高範士より条件を示唆戴きました。
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 審査は適度な緊張の中、道場訓筆記、英語での道場訓唱和、柔軟審査、基本審査、移動審査、型審査、武器術審査、体力審査と進んで行きました。しかしながら最後の二十人組手審査で顔面殴打のアクシデントがあり回復時間を戴いたものの思うように動かない体で続行に臨んだ結果、右足の古傷が再発し継続が不可能となってしまいました。「武道は相手を倒した者が勝ちではなく、最後に立っていた者が勝ち」この審査で最後まで立っている事が、私は出来ませんでした。審査後、最高範士から受審内容は悪くなかったとお言葉を戴きました。ですが、示唆戴いた条件は満たされていない事から春の「壮年部昇段審査会」の受審と「納得の審査結果」を示唆戴きました。
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 春の声を聴く頃には何とか古傷を抑え込み、武器術を再度体に馴染ませ、愛媛県最南端に位置する愛南町一本松町へ出向く事が出来ました。
 審査は冬の審査よりも細やかな動きや自らの体の使い方に重点を置かれた内容で柔軟審査、基本審査、型審査と進み、型審査においては初段から弐段までの十一種に加え武器術三種を審査戴きました。
 冬・春と審査を受審させて戴けた事は非常に様々な経験となり多くの事を学ばせて戴きました。この経験や審査での反省・悔恨を糧に高見空手参段位、本部師範代の名に恥じぬよう高見空手の教えを具現化出来るよう精進して参ります。
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 最後になりますが、参段位と化粧帯ならびに本部師範代昇格を允許戴き高見成昭総師、高見彰最高範士に心より感謝申し上げます。
 御指導、助言戴きました各道場の師範の皆様、共に稽古戴いた本部・市坪道場の皆様、共に壮年部昇段審査に臨んだ藤田先輩、激励戴いた千葉師範代、関係者の皆様に感謝申し上げます。
 今後共、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
 いつもボロボロの自分を支えてくれた妻・家族にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 息子:龍、娘:雅衣へ 
 貴達の親父は今回も足掻いて足掻いて昇段をなんとか許されました。不器用な親父ではありますが共に精進していきましょう。
 押忍
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2019 昇段レポート 畠山亮 参段位/宇和島道場

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 この度、昇段審査の機会を与えて頂きありがとうございました。
 自分がここまで継続してこれたのも総師、最高範士、事務長、諸先輩方のおかげで感謝の言葉は一言では言い表すことはできません。
 昨年9月、総師より4月のセミナーで昇段審査を受審するようにとのお言葉を頂き瞬間的に「押忍、ありがとうございます、がんばります。」と答えさせて頂きました。
 昇段までの期間はそこから7ヶ月と考えた時に自信のない自分と向き合うことになりイメージすればする程不安になりました。
 しかし自分と向き合うことで今、自分に足りないことは何か?ではどうすればいいか?ということを深く考えることだと気づきました。
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 結論は日々の基本、移動、型についての見直しそして繰り返し稽古を積み重ねることでしか不安感は払拭できないと思い、握り・立ち・重心をこれまでよりも強く意識しゆっくりした動作で体に染込ませることに集中しました。繰り返すことで常日頃から総師から指導される言葉で「基本が一番大切だよ」と言われる本当の意味に少し近づけた気持ちになりました。
 稽古内容として昇段審査用にと特に変わった稽古、組手をすることでなく握り・立ち・重心の3点を稽古外でも意識することに重きをおきました。
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 そして、宇和島道場は総師が直接指導される道場であり基本に忠実な動作を体現することで道場稽古の質が高いという証明になると思いました。
 「武道」と考えた時、普段の社会生活にも高見空手道が染込んでなければ意味がないと思い、仕事・空手・家庭と今は小さな三角形ですが稽古を通じて生活の質を高め、角が丸みをおび大きな円になることで、人の為に貢献できる人間になれると気づきました。
 また、そのようなことを考えた時、道場訓どおりの生き方をすることが実践できる方法だと思いました。
 実際の審査については全力を発揮しながら平常心を意識しておりましたが、やはり緊張感は拭えず力む自分に稽古不足を痛感し、今後の課題として稽古していきます。
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 これからも微力ながら道場生に自分が学んできたことを伝える努力をしてまいります。そのことがこのような自分に指導して頂いた総師・最高範士・事務長・諸先輩方への恩返しになると思っております。
 最後にこのような貴重な経験をさせて頂く機会を与えて頂いた総師、最高範士に感謝致します。
 いつも一緒に汗を流して下さる猪﨑師範代、諸先輩方、道場生の皆さんありがとうございます。
 自分一人では稽古継続は不可能だったと思います。いつも私の自由にさせてくれる家族にも普段言えなかった「ありがとう」を口にだして感謝の心を伝えようと思います。
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