2020 昇段レポート 山﨑美幸 初段位/鬼北道場
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この度は、初段昇段審査の機会を与えて頂き、誠に有難う御座いました。
高見成昭総師、高見彰最高範士に深く感謝申し上げます。
私の入門のきっかけは息子達でした。
当時小学生だった息子達に、礼儀作法や身を守る方法などを学んで欲しいと、鬼北道場にいる友人に話をして体験に入らせて頂きました。
体験後、入門して続けていけるか息子に聞くと、当時サッカーをしていたので、今は出来るけど2つの習い事を長くは続けていけないかもしれないと言われました。
どちらをしたいか問うと、空手も楽しいけど長く続けてるサッカーを辞めたくはない、と言われたので、それなら私が入門させて頂きたいということになりました。
28歳から始めるのに恥ずかしさがありましたが、学生の頃から興味があり、体験の時も、同じ年代の女性達がかっこよく組手や型をしている姿を見て、私もしたい!と思っていたのですぐ入門を決めました。" class="protect" alt="ファイル 567-2.jpg" width="530" height="352" />
入門して1番最初の稽古をした時に、帰りの車で、大人になって感じた事のないような、体が軽くなり、スッキリしたのを感じて、これは続けていかないとと思った事を今でも鮮明に覚えてます。
はじめは、右も左も分からない状態でしたが、師範方、師範代方が、細かい動作、動作の意味、どういう状況で必要かなどを、基本稽古や移動稽古や型などでも一つ一つ丁寧に教えて頂き、基本の動作をしっかり出来る様になる事が組手や護身術などにも繋がっている重要性を教えて頂きました。
私が出来ていない動作の足の角度、腰の高さ、手指の角度、目線、足運び、呼吸の使い方、力の抜き入れの仕方など、細かい所まで見てくれてその都度、的確に改善点を教えて頂き、沢山反復練習をして頂いたおかげで成長出来ました。" class="protect" alt="ファイル 567-3.jpg" width="530" height="349" />
入門して7年、仕事が忙しく中々稽古に参加出来ない時期も何度かありましたが、師範方が私の生活も理解して頂き、仕事は大切だから無理のないペースで続けていけばいいよ、と優しいお言葉を何度もかけて頂いたので、稽古に行けない時期があっても、行ける時は全力で行こうという気持ちで辞めずに続けてこられました。
そして、師範方、師範代方、一緒に稽古をしてくれている先輩方や道場生の皆さんがいつ行っても明るく受け入れてくれて声をかけてくれたので、いつでも楽しく稽古ができました。" class="protect" alt="ファイル 567-4.jpg" width="530" height="350" />
そして昨年、岡本師範から昇段審査を受けてみないかとお声をかけて頂きました。
私に出来るだろうかと不安に感じましたが、今まで師範方、師範代方、先輩方から教えて頂いた事を改めて見つめ直し成長できるチャンスだと自分を奮い立たせて受審する事を決意しました。
黒帯を目指す事で今まで以上に、基本動作の指先までの意識や動作の意味などを意識して練習に取り組むことができました。
その結果、初段への昇段を許して頂くことになりました。改めてスタートラインに立ったと気持ちを引き締め、初心を忘れず、感謝の気持ちをもって日々精進していきたいと思います。
最後になりましたが、この昇段審査の為にご指導して頂いた岡本師範、石河師範、東師範代、毛利師範代、先輩方、そして練習を一緒にしてくれた道場生の皆様、関係者の皆様、家族の皆に深く感謝を申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。" class="protect" alt="ファイル 567-5.jpg" width="530" height="352" />
- 2020-12-29 Tue | URL | 道場生の声::昇段レポート | Edit | ▲PAGE TOP
2020 昇段レポート 渡部瑞希 初段位/大西道場
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この度は昇段審査を受けさせていただき本当にありがとうございました。
たくさんのことを学ぶことができ、貴重な一日となりました。
2012年6月。それから私の空手人生がはじまりました。
母に連れられて大西道場に足を運びました。" class="protect" alt="ファイル 566-2.jpg" width="530" height="352" />
はじめはみんなが何をしているのか全く分かりませんでした。
しかし、みんなと同じことができるようになると楽しくて仕方がありませんでした。
それから級が上がり、大会でも少しずつ結果を出せるようになってきました。
ある日、同じ道場の先輩が初段合格通知をもらっていました。
私は「自分は絶対にあんな風にはなれない」と思っていました。
それは審査の項目にある「組手」が大の苦手だったからです。
私は相手からの攻撃が怖く、逃げることしかできませんでした。
そればかりか自分が攻撃したら倍の強さで返ってくることに怯えて攻撃もできませんでした。
私は本当に組手が嫌いでした。
だから、別の道場の人と何本も連続で組手をするという過酷な試練を乗り越えるなんて絶対に無理だと思っていました。" class="protect" alt="ファイル 566-3.jpg" width="530" height="352" />
しかし、そんな私に「昇段審査を受けてみないか」と丸山先生からお声をかけていただきました。
正直、私には縁のない話だと思っていたのでとても驚きました。
ですが、せっかくのチャンス、絶対無駄にしたくないと思いました。
それから、苦手である組手を克服するために懸命に練習しました。
道場内で9本連続組手をすることになりました。
私にとって組手を1本することすら怖いのに9本なんて、と思いながら連続組手がはじまり無我夢中で相手と戦い、なんとか9本クリアすることができました。
そして、本番を迎えました。
今までに味わったことのない空気でした。
英語の唱和からはじまり最後の組手までずっと緊張していました。
そしてなんとか無事審査を終えることができました。" class="protect" alt="ファイル 566-4.jpg" width="530" height="354" />
それから数日後、合格通知が届きました。
嬉しさと達成感で胸がいっぱいになりました。
ここまで私がこれたのは高見総師、高見最高範士、丸山先生、家族のみんな、道場のみんなのおかげです。
本当にありがとうございました。
丸山先生、いつも親身になってたくさんのことを教えていただき本当にありがとうございます。
お母さん、いつも迷惑ばかりかけてごめんなさい。
そして今までたくさん支えてくれてありがとう。これからもこんな私ですがどうぞよろしくお願いします。
これからは、今までとは違い、一人の空手家としてこれまで以上に懸命に稽古に取り組み精一杯頑張りたいと思います。押忍。" class="protect" alt="ファイル 566-5.jpg" width="530" height="352" />
- 2020-12-29 Tue | URL | 道場生の声::昇段レポート | Edit | ▲PAGE TOP
2020 昇段レポート 武田文 初段位/今治道場
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私が幼稚園児の頃、近所のお兄さんの演武を見に行ったことがありました。ステージの上の人達がとてもかっこよくて、私もあんな風になりたいと思い、小学一年生の時にお兄さんのいた当時の富田道場に見学に行きました。" class="protect" alt="ファイル 565-2.jpg" width="530" height="409" />
優しそうな先生や先輩方と道場の明るい雰囲気、稽古に真剣に取り組んでいる姿がまぶしくて、私もここで強くなりたいと強く感じました。
小さい頃は、早く先輩に追いつきたい、早く次の帯になりたいといった目標があって、それを達成したくて生き生きと稽古に取り組んでいました。しかし、多くの先輩方が中学進学や部活が忙しいなどの理由で辞めていってしまって、いつの間にか自分が最前列に立つことが当たり前になっていました。
そのころには私にも多くの後輩ができ、今のままで大丈夫か、という不安から、もっとうまくならないと、という焦りに変わっていって、だんだん稽古が楽しくない、行きたくないと思うようになりました。
1年近く進級もできずにやる気も出なかった私が、あの時腐らずに今も空手を続けていられるのは、どんな時も私を見放さずにご指導くださった南條先生のおかげです。本当にありがとうございます。" class="protect" alt="ファイル 565-3.jpg" width="530" height="352" />
無事進級ができてからは先輩である自覚や責任も出来てきて、稽古にも身を入れ直して取り組むようになりました。
茶帯になったあたりからは中学卒業までに黒帯になるという目標をたてて稽古に励みました 今回、昇段審査の声をかけて頂けたときは本当にうれしかったです。
新型コロナウイルスの影響で長期間の休みや密を避けた稽古などの制限だらけの中、苦手な組手の稽古はあまりできず、審査が近づくにつれ不安に押しつぶされて泣くことも多くなりました。
当日、不安は残っていましたが今までの自分を信じて審査に挑みました。落ち着いて出来ましたが、組手で後半になるにつれて体力が持たず、受けも攻撃も中途半端になってしまっていたことが反省点です。 " class="protect" alt="ファイル 565-4.jpg" width="530" height="388" />
後日届いた通知書を渡されて、先生が「おめでとう!」と行って下さったときは涙が出そうになりました。
これまでたくさん悔しい思いや悲しい思いもしたけど、諦めないで良かったと心の底から感じることができました。
これからは「黒帯」としての自覚と責任を持ち、技能の向上はもちろん、人間性を磨くためにも稽古に励みます。
また空手以外でも、今回学んだ、決してあきらめずに少しずつでも努力を積み重ねていくということを大切にして成長していきたいです。
最後になりましたが、審査の機会を与えてくださった高見総師、高見最高範士、南條師範、本当にありがとうございました。押忍" class="protect" alt="ファイル 565-5.jpg" width="530" height="352" />
- 2020-12-29 Tue | URL | 道場生の声::昇段レポート | Edit | ▲PAGE TOP
2020 昇段レポート 山下柚奈 初段位/鬼北道場
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この度は昇段審査を受けさせて頂き,ありがとうございました。
私が空手を始めたのは,保育園の年長の時でした。母が先に入門していた兄と同じく『人の痛みの分かる優しい人になってほしい。』と入門を勧めてくれました。
入門した頃は,上手くなりたいとか、強くなりたいというより、帯の色が変わる事がただただ嬉しい感じだったけど、学年も上がり黄帯を巻いた辺りから、組手で勝ちたい!型がうまくなりたい!と空手への取り組み方が変わりました。" class="protect" alt="ファイル 564-2.jpg" width="530" height="352" />
試合で優勝してからは負ける訳にはいかないとプレッシャーに押し潰されそうになったけど、いつも先生が『大丈夫。こんなに頑張ったんやけん。』と言ってくれたり、励ましてくれて乗り越えてこれました。
鬼北道場の先生は、優しくてプラスの言葉を多くかけてくれます。なので私は自信を持って、試合や試験に向かう事ができます。
空手を始めて約5年、今年はコロナで暫く稽古が出来ませんでした。
こんなに空手をしなかったのは5年で初めてでした。" class="protect" alt="ファイル 564-3.jpg" width="530" height="352" />
数ヶ月ぶりに道着を着た時は嬉しくて、自分は本当に空手が好きなんだなぁと思いました。
稽古が再開してすぐ先生から昇段審査のお話を頂きました。小学生の内に受ける事ができるなんて思っていなかったので、とても嬉しかったです。
昇段稽古が始まってからは、基本・移動・型・組手、全て細かなところまで先生に指導して頂き、癖がついていたところなどを直して頂きました。
稽古日以外は稽古場所を借りて、父と兄に組手の相手をしてもらいました。
家では毎日、道場訓の稽古を母としました。英語の道場訓を大きな声でゆっくり聞き取りやすく言える様に努力しました。
審査当日は自信を持って行ったはずなのに、会場の独特な空気に緊張で立っているのがやっとという状態でした。
でも沢山稽古してきたから大丈夫!と強く思いながら受審し、特に自信があった型の審査を終えてからは緊張もほぐれ、最後の組手の審査では全ての力を出し切る事ができました。" class="protect" alt="ファイル 564-4.jpg" width="530" height="378" />
合格通知を見た時は、信じられない気持ちと、頑張って良かったという気持ちで涙がでました。
これから私は黒帯として自覚を持ち、自分が強くなる事はもちろん、道場生のお手本になれる様に今まで以上に努力します。
私が今回合格できたのは、ご指導頂いた鬼北道場の先生、一緒に稽古をしてくれる道場生、そして家族のお陰です。
いつも感謝の気持ちを忘れず、これからも努力し続けたいと思います。
最後に昇段審査の機会を与えてくださった高見総師、高見最高範士、岡本師範、ありがとうごさいました。
押忍" class="protect" alt="ファイル 564-5.jpg" width="530" height="352" />
- 2020-12-28 Mon | URL | 道場生の声::昇段レポート | Edit | ▲PAGE TOP
2020 昇段レポート 毛利斗綺 初段位/鬼北道場
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令和2年11月1日に、昇段審査を受けさせていただき、高見総師、高見最高範師、岡本先生、誠にありがとうございます。
僕が空手を習い始めたのは、保育園の年長のころでした。父が空手を習っていて一緒についていき、稽古に参加させてもらっているうちに楽しくてそのまま入門しました。" class="protect" alt="ファイル 563-2.jpg" width="530" height="356" />
入門してすぐに、記憶に残る出来事がありました。初めての組手試合です。なにをどうしたら良いのかわからず、ただ必死に突きと蹴りを繰り返しました。何試合か行って、気付くと優勝することができていました。その時のうれしかった気持ちは、今でも覚えています。
その優勝をきっかけに、もっと強くなりたいと思い稽古にうちこむようになりました。
最初は、稽古がずっと楽しいものだと思っていましたが、昇級していくごとに稽古も厳しくなっていきました。
また、学校でも宿題や陸上練習など、やることも増えてきて、空手の稽古がしんどく思う時もでてきました。それでも強くなりたいと思い、頑張って続けました。" class="protect" alt="ファイル 563-3.jpg" width="530" height="352" />
高学年になり、組手の試合だけでなく型の試合にも挑戦したいと思い、型の稽古も本格的に始めるようになりまた。初めての型の試合では、入賞はしましたが、1位になれずに悔しくて、さらに稽古にはげむようになりました。
5年生の時には、岡本先生に「全国大会にでてみないか」と声をかけていただきました。少し怖かったけど自分の実力が全国の人たちにどれだけ通用するかを試してみたかったので、覚悟を決めて出場することにしました。道場では、今までで一番苦しい組手稽古、それに加えて初めての型[観空]への挑戦。家に帰れば父とワンツーマンでの稽古。これでもかというくらい稽古しました。
結果は、1回戦敗退でした。悔しかったです。でも全く通用しないわけではありませんでした。
全国の広さを知るとともに今後の練習課題が見つかり、とても貴重な経験をすることができました。
令和2年になり、新型コロナウイルスが流行って大きな目標にしていた昇段審査がなくなってしまうのではないかと心配していましたが、6月から稽古も始まり、無事に審査があることを聞いてほっとしました。
気持ちを入れ替えて頑張ることにしました。黒帯の審査に向けて苦手な基本稽古や移動稽古を1つずつ細かく丁寧に見直し、筋トレや柔軟、受け返しの稽古を毎日繰り返しました。" class="protect" alt="ファイル 563-4.jpg" width="530" height="352" />
試合の稽古とは違った苦しさがありました。
今まで習ってきた1つ1つの動きの意味を考えながら一生懸命稽古しました。審査当日は落ち着いてのぞむことができました。
数日後、合格通知が届いたときには飛び跳ねるくらいうれしくて、「あきらめずに頑張ってよかった」と思いました。
最後になりましたが、いつも優しく熱心に指導してくださった岡本先生、厳しくおもしろく指導してくださった石河先生、休み時間などに細かいところを指導してくださった東先生、稽古に付き合っていただいた黒帯の先輩方や道場生のみなさん、おかげで合格することができました。ありがとうございました。
そして、いつも温かく見守ってくれる父、栄養バランスを考えて食事を作ってくれる母、困ったときつらいとき僕を応援してくれる可愛い弟と優しい祖父母に感謝のきもちを伝えたいです。
これからは、高見空手の黒帯として今まで以上に努力をしていきたいと思います。そして、勉強にもスポーツにもあきらめずに挑戦していきたいと思います。
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- 2020-12-28 Mon | URL | 道場生の声::昇段レポート | Edit | ▲PAGE TOP