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2020 昇段レポート 渡部瑞希 初段位/大西道場

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 この度は昇段審査を受けさせていただき本当にありがとうございました。
 たくさんのことを学ぶことができ、貴重な一日となりました。
 2012年6月。それから私の空手人生がはじまりました。
 母に連れられて大西道場に足を運びました。
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 はじめはみんなが何をしているのか全く分かりませんでした。
 しかし、みんなと同じことができるようになると楽しくて仕方がありませんでした。
 それから級が上がり、大会でも少しずつ結果を出せるようになってきました。
 ある日、同じ道場の先輩が初段合格通知をもらっていました。
 私は「自分は絶対にあんな風にはなれない」と思っていました。
 それは審査の項目にある「組手」が大の苦手だったからです。
 私は相手からの攻撃が怖く、逃げることしかできませんでした。
 そればかりか自分が攻撃したら倍の強さで返ってくることに怯えて攻撃もできませんでした。
 私は本当に組手が嫌いでした。
 だから、別の道場の人と何本も連続で組手をするという過酷な試練を乗り越えるなんて絶対に無理だと思っていました。
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 しかし、そんな私に「昇段審査を受けてみないか」と丸山先生からお声をかけていただきました。
 正直、私には縁のない話だと思っていたのでとても驚きました。
 ですが、せっかくのチャンス、絶対無駄にしたくないと思いました。
 それから、苦手である組手を克服するために懸命に練習しました。
 道場内で9本連続組手をすることになりました。
 私にとって組手を1本することすら怖いのに9本なんて、と思いながら連続組手がはじまり無我夢中で相手と戦い、なんとか9本クリアすることができました。
 そして、本番を迎えました。
 今までに味わったことのない空気でした。
 英語の唱和からはじまり最後の組手までずっと緊張していました。
 そしてなんとか無事審査を終えることができました。
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 それから数日後、合格通知が届きました。
 嬉しさと達成感で胸がいっぱいになりました。
 ここまで私がこれたのは高見総師、高見最高範士、丸山先生、家族のみんな、道場のみんなのおかげです。
 本当にありがとうございました。
 丸山先生、いつも親身になってたくさんのことを教えていただき本当にありがとうございます。
 お母さん、いつも迷惑ばかりかけてごめんなさい。
 そして今までたくさん支えてくれてありがとう。これからもこんな私ですがどうぞよろしくお願いします。
 これからは、今までとは違い、一人の空手家としてこれまで以上に懸命に稽古に取り組み精一杯頑張りたいと思います。押忍。
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