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2020 昇段レポート 毛利斗綺 初段位/鬼北道場

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 令和2年11月1日に、昇段審査を受けさせていただき、高見総師、高見最高範師、岡本先生、誠にありがとうございます。
 僕が空手を習い始めたのは、保育園の年長のころでした。父が空手を習っていて一緒についていき、稽古に参加させてもらっているうちに楽しくてそのまま入門しました。
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 入門してすぐに、記憶に残る出来事がありました。初めての組手試合です。なにをどうしたら良いのかわからず、ただ必死に突きと蹴りを繰り返しました。何試合か行って、気付くと優勝することができていました。その時のうれしかった気持ちは、今でも覚えています。
 その優勝をきっかけに、もっと強くなりたいと思い稽古にうちこむようになりました。
 最初は、稽古がずっと楽しいものだと思っていましたが、昇級していくごとに稽古も厳しくなっていきました。
 また、学校でも宿題や陸上練習など、やることも増えてきて、空手の稽古がしんどく思う時もでてきました。それでも強くなりたいと思い、頑張って続けました。
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 高学年になり、組手の試合だけでなく型の試合にも挑戦したいと思い、型の稽古も本格的に始めるようになりまた。初めての型の試合では、入賞はしましたが、1位になれずに悔しくて、さらに稽古にはげむようになりました。
 5年生の時には、岡本先生に「全国大会にでてみないか」と声をかけていただきました。少し怖かったけど自分の実力が全国の人たちにどれだけ通用するかを試してみたかったので、覚悟を決めて出場することにしました。道場では、今までで一番苦しい組手稽古、それに加えて初めての型[観空]への挑戦。家に帰れば父とワンツーマンでの稽古。これでもかというくらい稽古しました。
 結果は、1回戦敗退でした。悔しかったです。でも全く通用しないわけではありませんでした。
 全国の広さを知るとともに今後の練習課題が見つかり、とても貴重な経験をすることができました。
 令和2年になり、新型コロナウイルスが流行って大きな目標にしていた昇段審査がなくなってしまうのではないかと心配していましたが、6月から稽古も始まり、無事に審査があることを聞いてほっとしました。
 気持ちを入れ替えて頑張ることにしました。黒帯の審査に向けて苦手な基本稽古や移動稽古を1つずつ細かく丁寧に見直し、筋トレや柔軟、受け返しの稽古を毎日繰り返しました。
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 試合の稽古とは違った苦しさがありました。
 今まで習ってきた1つ1つの動きの意味を考えながら一生懸命稽古しました。審査当日は落ち着いてのぞむことができました。
 数日後、合格通知が届いたときには飛び跳ねるくらいうれしくて、「あきらめずに頑張ってよかった」と思いました。
 最後になりましたが、いつも優しく熱心に指導してくださった岡本先生、厳しくおもしろく指導してくださった石河先生、休み時間などに細かいところを指導してくださった東先生、稽古に付き合っていただいた黒帯の先輩方や道場生のみなさん、おかげで合格することができました。ありがとうございました。
 そして、いつも温かく見守ってくれる父、栄養バランスを考えて食事を作ってくれる母、困ったときつらいとき僕を応援してくれる可愛い弟と優しい祖父母に感謝のきもちを伝えたいです。
 これからは、高見空手の黒帯として今まで以上に努力をしていきたいと思います。そして、勉強にもスポーツにもあきらめずに挑戦していきたいと思います。
 押忍
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