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2022 昇段レポート/竹内加奈子 初段位 大西道場

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 私が初めて空手に興味を持ったのは、幼稚園の頃です。アニメの中で、空手を習っている人が次々に悪い人をやっつけていくのを見て、こんな風に強くなって、誰かを守ることができたらいいなと思っていました。
 道場に入った時、知らない人がたくさんいて、私はこの道場に馴染めるかな。と不安になっていましたが、同年代の子や友達もいて、新しい友達もできて、すぐにこの道場に馴染むことができました。
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 初めての審査の時は、何か道場と違うなと少しドキドキしていました。とにかく、大きな声を出すということを頑張っていました。審査に受かり、オレンジ帯を手にした時、もっと上の帯を目指したいと思ったことを覚えています。
 小学五年生の時に1級になり、中学一年生になって丸山先生から
「昇段審査を受けてみないか」
と声をかけていただけました。
 ですが、特に心配なことがひとつありました。私は、とても組手が苦手でした。体力の配分が上手くできず、四ヶ月くらい前の道場内での十本組手では五本もしないうちに疲れてしまい、十本終えた時にはヘトヘトで立っているので精一杯でした。それから、道場の組手では考えてしていました。どのくらいの強さですれば何本もつか、どうすれば、相手からの攻撃をダメージが少なく受けることができるかなどです。先輩からもたくさんのアドバイスをもらい、一ヶ月前に行った十本組手で、
「体力配分がうまくなったね。」
と言われ、良かったなと思いました。
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 そして、本番を迎えたのですが、今までで一番といっていいほど緊張していました。英語の道場訓の唱和や自衛術など、間違えてしまった所もありましたが、最後まで懸命に頑張ることができました。
 数日たち、合格を知らされた時には嬉しいという気持ちと同時に、もっと強くならないといけないとも、改めて感じました。
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 今まで、組手の試合で負けて泣いてしまったり、勝って家族と喜んだり、失敗してしまったり、悔しいことや悲しいこと、つらかったこと、嬉しかったことなど、この、空手をする中で、たくさんのことを経験してきました。そして、私がここまでくることかできたのは、高見総師、高見最高範士、先輩方、応援してくれた家族、友達のおかげです。本当にありがとうございました。
 これからは、黒帯になったという自覚をしっかり持ち、後輩の手本となれるような先輩になり、今まで支えてくださった方々に成長した姿を見せられるようになりたいです。また、緊張しても普段と同じようなパフォーマンスができるよう、努めていきたいと思います。
 押忍。
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