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2017昇段レポート 尾﨑 秀司 初段 川之江道場

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 この度は、昇段審査受審の機会を与えていただき、ありがとうございました。
 私が稽古を続けさせていただいている川之江道場は、昨年より色々と環境の変化がありました。
 長年の師であった篠原師範の転勤に始まり、稽古場所や時間の変更等様々な環境の変化により道場生も気が付けば一人二人といなくなっていきました。そのまま閉めてしまうという選択もあったのかもしれませんが、その状況でもまだ続ける意思のある道場生がいたこと。そして何よりも、私自身この年になっても空手をやっているときが、一番生きている実感があり、心から空手が好きだったから、今の稽古場所を探しました。
 自分が好きな空手をするために場所を決めたようなものです(笑)。そんな中、高見最高範士においては毎週松山から遠路来ていただいています。時には私と二人の稽古の時もありました。心の中で申し訳ないと思いながらも、心より感謝しております。
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 さて、そのような状況が整った今年の1月に最高範士より、昇段審査のお許しを得ました。好きで、あこがれ続けた高見空手の黒帯を取れるチャンスを与えていただいた喜びと、我々のために遠路稽古をつけにきていただいているその想いに答えたいというプレッシャーが、日増しに大きくなっていきました。審査では道場訓筆記、基本、移動、型、体力試験までは思った以上に冷静な自分がいました。しかし、組手では思っていたように動けず、その結果、途中から息も上がり立っているのがやっとな状況で、何をどう動いていたのかあまり記憶にありません。終わってみて、不甲斐ない自分に腹も立ちましたが、これが今の自分の力だけど、これからもっと稽古して帯にふさわしい心と力と技を向上させていくんだと自分に言い聞かせました。そして今では昇段に取組んでみて本当によかったと思っています。
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 最後になりますが、空手のできる環境を与えていただいている高見総師、いつも遠路まで稽古をつけに来ていただいている高見最高範士に心より感謝いたします。
 また、入門時より指導いただいた篠原師範、共に稽古で汗をかいてきた川之江道場の先輩、仲間の皆さん、悶々とした時期に出稽古を快くお許しいただき、一緒に稽古させていただきました南條師範を始め今治道場の皆さん、そして、合宿や審査時等いつも励ましのお言葉をかけていだだく各道場の師範、指導員、道場生のみなさまにも感謝申し上げます。
 そしてなりよりも、昇段に向けた練習に色々と付き合ってくれた妻(美穂)と道場の後輩でもある二人の娘(涼香・彩香)よ、本当にありがとう!
 これからも、一層高見空手、そして川之江道場の発展に少しでも貢献できるよう精進する所存です。押忍
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