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2025 昇段レポート/熊田 龍 弐段位 本部道場

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 今回、空手道高見空手弐段位のお許しをいただき、誠にありがとうございます。受審にあたりましては、高見彰最高範士に改めてお声がけをいただき、2025年昇段審査を受審する運びとなりました。
 初段位をいただいたのは私が中学生の頃だったため、今回は実に十三年ぶりの昇段審査受審となりました。昨年体調を崩し受審を断念したこともあって、最初は高揚感よりも不安感を強く感じていましたが、今の自分にとって受審は必要な経験だと感じ、学びなおすつもりで一年稽古に励みました。
 受審にあたり鍛錬の一環として他道場への出稽古もさせていただきましたが、各師範からご指導と共にお褒めの言葉もいただき、自分がこれまで積み重ねてきた鍛錬の成果を実感することが出来ました。
 同時に自分の至らない点についても浮き彫りになり、未だ学ぶべきことがたくさんあると痛感して一年稽古に打ち込むことが出来たのは、何よりの経験だったと改めて感じています。
 加えて受審に向けた稽古の中での大きな気付きの一つに、己が「純粋に空手を楽しめるようになった」という点があります。父の影響で五歳で始めた空手ですが、元々私は興味関心が移ろい易く、プレッシャーに弱い性格であると自覚しています。
 正直なところ、これまでの二十一年間で、空手から気持ちが離れそうになったこともありました。同時に本部道場の門下生であり、最高範士に直接指導を受ける者として、上手でなければならないという過度なプレッシャーを感じることもありました。
 しかし長い稽古を通じてそういった感覚が薄れ、空手が無くてはならない生活の一部となり、「出来ないことを見つけ、ただ出来るよう鍛える」ことに何よりの楽しさを感じるようになったのは、偏に義務感から行うのでもなく、惰性でこなすのでもなく、心身を継続して鍛え、同時にそれを楽しむ余裕を持つという「拳魂歌心」の教えがあったからだと感じています。
 昇段審査当日にあってもそれは変わらず、課題を見つけ、改善に努め、緊張感の中でも最後まで楽しんで受審できたように思います。
 今後、昇段者として自らの研鑽や技術的な指導のみならず、そういった空手の意義や楽しさについても、後輩に伝えていけたらと思います。
 最後になりましたが、日々ご指導いただいております高見彰最高範士、各道場師範・師範代・指導員の皆様、そしていつもサポートしてくれている家族、ならびに支えてくださった全ての皆様のご助力なくして今日まで稽古を続け、こうして弐段位をいただくことは決して出来ませんでした。この場を借りて改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
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