2025 昇段レポート/福本 虎史 初段位 住吉道場

はじめに昇段審査の機会を頂いた高見総師、高見最高範士、中里師範本当にありがとうございました。
僕が空手を始めたのは、保育園の年長からでした。お父さんに「お兄ちゃん、お姉ちゃんと空手してみるか?」と言われたことがきっかけでした。
兄や姉が空手をしている姿はとてもかっこよく見えていましたが、僕には怖さも感じていました。
空手を始めた当初は、兄弟で道場に通うことがとても楽しく、みんなの稽古を見ながら見様見真似でやってました。
中でも好きだった稽古はミット稽古でした。蹴った時などにいい音がした時などは、とてもいい気持になったことを今でも覚えています。逆に嫌いだったのが、組手の稽古でした。
僕は体も小さくて力も弱く、誰とやっても負けてばかりでした。途中で稽古に行くことが嫌になるときもありました。そんな時でも兄弟の存在が励みにもなり、次第に道場での中里師範や、父、兄や姉のような強さへの憧れも出てくるようになりました。
日々の稽古を重ねていくうちに、強くなりたいという気持ちも芽生えてきて、稽古に取り組む意識も自分なりに変わってきて、道場の黒帯の方がつけている「JAPAN」の ワッペンへの想いも出てきて、いつか僕もつけたいなあとお父さんに話すようになりました。
去年一級に昇級することができた後、中里師範から来年の昇段審査のお話しがありました。正直僕はまだまだ先のことのように思っていて、実感はありませんでした。
今年中学生になり、学校生活に慣れてきた辺りから、少しずつ昇段用の稽古を中里師範に教えて頂くようになりましたが、何だかその頃の僕は、学校や家でも、よく集 中力に欠けていると注意されることも多く、稽古にも身が入ってないと自分でも感じていました。
そんな僕に対しても、中里師範は一生懸命に昇段審査に向けての基本や移動、自衛術、型の稽古、そして心構えを僕に伝えてくれて、家族も一緒になって稽古に付き合ってくれました。あまり出来なかった腕立ても家でするようになり、柔軟は胸がつきませんでしたが、英語の道場訓も学校の担任の先生が発音チェックとかしてくれて、自信をもって備えることができました。
審査当日、道場訓を日本語・英語を順番で言うやり方で、いきなり日本語を間違えてしまって、やってしまったなと焦りました。ただそこからは気持ちも切り替えて、 基本、移動、型、腕立てと順調にやれたと思いました。
その後の組手になり、かなりラウンドをこなす審査内容でした。普段からスタミナにあまり自信がなかった僕ではありましたが、最初から精一杯やることを心掛けていました。
途中兄と姉も相手でかなり早い段階できつくなりました。今回十人目の相手が父と聞いていて、前夜も父から「おもいきり向かって来い」と言われてたので、何とかそこまではと思いながらやってたところ、最後のほうで最高範士から、父は十一人目で十人目は中里師範に変更しますと言われ、目の前に師範が組手の構えをしたときは自然と涙があふれてきました。そして最後に父に初めて本気で最後の相手をしてくれたことに本当に感謝してます。
その後の稽古で合格通知を渡されたときは、本当にうれしかったです。
これまで熱心にご指導して頂いた中里師範、先輩、どんな事があってもそばで支えてくれる家族に対して感謝して、その恩返しができるように、強く胸を張れる黒帯目指して、勉強も空手も一生懸命頑張ります!押忍



- 2026-02-28 Sat | URL | 道場生の声::昇段レポート | Edit | ▲PAGE TOP







