2025 昇段レポート/谷本 玄文 初段位 本部道場
この度、昇段審査を受審させていただき、誠にありがとうございました。
私は大学生の頃、空手を習い始めました。
元々格闘技に興味はあったのですが、やはり、「怖そう、危ない、自分に続けていけるんだろうか」という不安も強く、なかなか習い始めるという決断になりませんでした。
大学生になってから比較的時間に余裕ができ、今が始めるタイミングだと思い、高見空手のホームページを見て、一番近所にあった市坪道場へ通い始めました。
習い始めた当初は「絶対自分も黒帯を取るぞ!」といった目標はあまりなく、何より突きや蹴りの練習をできるだけで、純粋に楽しかったのです。
稽古を続けていくうちに、昇級審査を受け、無事合格をいただく度、「黒帯かあ・・・」と初段の取得という目標が少しずつ現実味を帯びてきました。
当時を思い返しても、早く黒帯がほしいとは思っておらず、今のままのペースでゆっくり級を上げていこうと考えていたのです。
社会人になり、学生時代の頃と比べるとかなり忙しくなり、なかなか道場に通うことができない日が続くこともあり、「このままではいけない」と時間をうまく調整しながら空手の技術を磨くことを念頭に置くようになったのです。
自分の中で「仕事が忙しいので空手を辞めよう」という考えは全くなく、むしろ「どんなに忙しくても、絶対続けるぞ!」という決意がありました。
自分がやっていた習い事としては空手が一番続いているということもあり、やりがいも感じておりました。
仕事も一旦落ち着いて、3級、2級とも無事取得することができ、この頃から組み手も深く考えながら取り組み事も多くなりました。
そして、1級を取得してから、初段取得に向けての練習も本格的に始まり、大会本番までかなり時間があったにも関わらず、細かい腕の動き、型の足さばき等を大会1ヶ月前になっても詳しく把握しておらず、「このままではまずい」と思いながら、少しずつ着実に分からない点をなくしていきました。
昇段審査本番では、体調も万全で臨むことができたのですが、移動審査や型の審査で、自分でも「あ、違う!」と分かるぐらいミスをしてしまった部分もあり、不安を抱えたまま、結果の通知を待っておりました。
後日、最高範士からいただいた通知書には、「初段認定」と記載があり、胸を撫で下ろしました。
私はあの昇段審査で一番鍛えられたのは「心」だと思っております。
最後になりましたが、市坪道場へ通い始めてから、今に至るまで、心のこもった稽古のご指導、精神面、技術面でのアドバイス等を事細かに教えていただくことができ、高見最高範士をはじめ、千葉師範代とそのご家族、熊田師範代とそのご家族、黒帯の先輩方、道場生の皆様方には大変感謝しております。
初段取得という目標も無事達成でき、嬉しい一方で、気の引き締まる思いもありますが、気負いすぎないよう、これからも稽古に励んでいきたいと思っております。



- 2026-02-23 Mon | URL | 道場生の声 | Edit | ▲PAGE TOP








