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2014第1回愛媛県大会/碧依の内弟子レポート

2014年第1回愛媛県空手道選手権大会レポート/~高見空手の熱い夏~

 平成26年7月27日(日)愛媛県武道館に於いて「第1回愛媛県空手道選手権大会」が開催されました。
 外は猛暑でまさに「夏真っ盛り!」と言ったお天気の中、幼年~一般まで総勢111名が参加されました。もちろん、内弟子の私(岡田碧依)も組手で参加です。
 大会前、高見彰最高範士より「優勝しなさい、大会のレポーターもしなさい、選手宣誓もしなさい、試合も盛り上げなさい…etc」と言われ不器用な私に「不器用とか云う言い訳はベストを尽くした後に云いなさい。」と厳しくも有難い内弟子指導を頂きました。

 今大会から5人制審判が3人制審判に変わりました。また、高見最高範士の「一試合一試合、全部見て上げたい、観客の皆様にも全員を見てもらいたい」と言う思いから1コートで行うことになりました。
 
 それでは、いっぱいいっぱいの大会レポートですが、最後までお付き合いください。

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 午前10時30分、いよいよ開会式です。極真時代より聞きなれた平松廣子師範のアナウンスも南條整治師範の今治水軍太鼓も、私には良い意味で何か違って聞こえてきました。
 はじめに、高見成昭総師の「日頃の稽古を十二分に発揮し、最後まで諦めることなく頑張って下さい。」と大会宣言でお言葉を頂きました。
続きまして、来賓あいさつでは、愛南町の清水雅文町長、自由民主党愛媛県連幹事長の竹田祥一先生から選手への温かい励ましのお言葉を頂きました。
 開会式最後は内弟子である私の「選手宣誓」です。
緊張しましたが、何とか無事にできました。まず最高範士からの課題1個おわりです。

 午前11時より「型試合」の開始です。
 高見空手では、型試合も組手同様、審判の旗により勝敗が決まります。
 また、準決勝までは同じ型を同時に開始し組手試合に近い型試合と言った感じです。
 「幼年~小学3年生の部」では、初めての試合参加の子供もいて、普段の稽古通りに行かない選手もいましたが、最後まで一生懸命に取り組む姿に会場は終始温かい拍手に包まれていました。
 「小学4年~6年生」になると型全体に力強さも加わり、さらに「中学生の部」「一般女子の部」となりますと、気合い、技の緩急、力の強弱なども加わり見ごたえのある試合になりました。観客を魅了する選手もいて盛り上がりました。
 型試合全クラス決勝戦終了後、お昼休憩にはいりました。
30分のお昼休憩後いよいよ、私の出場する「組手試合」開始です。

 組手試合出場者が試合場わきに集められ、進行説明が終わりますと高見彰最高範士による「飛燕流舞/サイの型」から午後の試合開始となります。

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 飛燕流舞の華麗で美しい動きを、初めて見た人たちも多かったと思います。演武中、南條師範の木刀サバキも迫力があり、演武終了後は会場から大きな拍手が送られました。
「飛燕流舞も覚えなきゃ」と思うのも束の間、レポートと試合を続けます。

 午後からの「組手試合」、幼年の部では愛くるしい試合に会場が和ました。
 所属道場の師範から「おまえたち空手をせんかー!」と言う声援には会場から笑いがおこり、内弟子の私は一瞬ドッキ!としましたが、本部席の先生方も笑っておられホッとしました。(○山師範、いつもおもしろいです。)
 小学生の部では学年が上がるにつれ、スピード感あふれる試合になり、セコンドの先生、保護者からの熱く大きな声援も印象的でした。
 さらに続く、中学生、高校生の部では、小学生から空手を続けている選手も多く派手な技が出るたびに会場が盛り上がりました。
 中学生男子では中里大晟選手(住吉)が決勝で岩田鉄平選手(北条)に1本勝ちで優勝でした。中学生女子でも中里美悠選手(住吉)が優勝しました。同門の優勝でますます私は負けれなくなった感じです。でも優勝おめでとう。
 壮年、一般女子、一般男子は高見空手の強さの象徴らしく闘志みなぎる組手ばかりでした。「第1回大会」という思い入れが、私だけでなく参加されたみなさんも同じ様にあったと感じました。

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 私は2試合させて頂きました。一回戦は名本美和選手(鬼北道場)でした。鬼北道場は今回一般男子上級で優勝された石河康司選手も所属されていて参加選手も多い道場だけに何とか勝たせて頂いた内容でした。
 決勝の相手は、松本菜々美選手(本部)に勝った岡田彩果選手(姉です)でした。
 極真の試合では、なかなか姉に勝つことができませんでしたが、「空手では、もう負けるわけにはいかない!」という思いだけで戦いました。試合内容は満足いくものではありませんでしたが、何とか優勝させて頂き、最高範士との2個目の約束も果たせました。

 最後のレポートは「閉会式」です。

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 各クラス入賞者にトロフィーと賞状が渡された後、大会実行委員長である高見彰最高範士より、前日から遅くまで会場作りにご協力くださった皆様、そして本日、ご参加の選手、ご観戦頂きました皆様、長時間ご尽力くださった全ての方々に心温まる感謝のお言葉を述べられ「第1回高見空手 愛媛県空手道選手権大会」は無事大成功で終了いたしました。大きなケガもなく本当によかったです。

 私なりに大会をふり返り、師範、師範代、先生方、道場の仲間、家族、応援してくれる方々のおかげと言うことを忘れないで、経験したことを生活に稽古に生かしていいければと思いました。

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 来年は、今年以上に素晴らしい大会になったと総師、最高範士、応援頂いている方々に言って頂けるよう、高見空手道場生のみんなと盛り上げていきたいです。
みなさまご指導ご協力よろしくお願い申し上げます。 

 最後までお読み頂きありがとうございました。押 忍

 第1回高見空手 愛媛県大会レポーター&選手/内弟子 岡田碧依

 おまけ:第1回高見空手大会の7月27日は大山倍達総裁(総師の先生)のお誕生日でした。

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